連勝ストップも「負けではない」。香川真司は「次」を見据えた (3ページ目)
後半、ドルトムントはミキタリアンを投入してギアチェンジを図る。55分にはオーバメヤンのゴールで同点に。その後、ギュンドアンも投入して試合終盤までたたみかけるような猛攻を見せたが、実らなかった。特に最後に投入されたフォワードのラモスが切り札になりきれなかったのが残念だ。
「(みんな)ロッカールームでもすごく悔しさを表してました。ただ、もう終わったことはしょうがない。しっかり切り替えられるか、なので。こういう厳しい相手にはそんなに簡単に勝てないということを認識できたので良かったと思います」
取材中、香川は「引き分け」を「敗戦」と言い間違えるシーンがあった。決してこの結果で良しとしているわけではないのだろうが、気持ちは前を向いていた。
ドルトムントは週末、昇格クラブのダルムシュタッドとホームで戦い、来週はギリシャへ飛びPAOKとのEL、さらには首位決戦となるだろうバイエルン戦が待ち受けている。
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