2015.09.20

相手CBが途中交代。なぜブンデスのDFは武藤嘉紀に手こずるのか

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko photo by Getty Images

 好ゲームを演じながら敗れたシャルケ戦から1週間、マインツはホッフェンハイムをホームに迎えた。今節は先制されはしたものの、マリのハットトリックで逆転に成功。3-1で勝利を収めた。

 武藤嘉紀は4-2-3-1の1トップで先発。同点弾につながるポストプレーと、3点目をアシストするクロスで勝利に貢献。早くもチームになくてはならない存在になっている。

ホッフェンハイム戦に先発、勝利に貢献した武藤嘉紀 武藤が相手にとって脅威だったことを明らかに示す事実が一つあった。ホッフェンハイムのギズドル監督はハーフタイムにCBの交代を行なったのだ。背番号5番のシェールから4番のビカクチッチに、武藤とマッチアップする相手は代わった。ギズドルはこの交代の理由について、「シェールは前半にカードをもらっていて、後半もう一枚もらって退場することを避けたかった。武藤に苦戦していたこともあった」と、述べている。

 うまくいっている試合であれば攻撃陣から交代するのが通常。どれだけ武藤に手こずっていたかを相手指揮官が認めるほどだったというわけだ。後半から出場したビカクチッチも武藤と対峙し、警告を受けている。