移籍金最高額はデ・ブライネ。今夏の市場はプレミアひとり勝ち (5ページ目)
もちろん、これにはマイナス面があることも見落とせない。今、イングランドでは外国人選手が大量に流入したことで自国選手の活躍の場が失われつつあり、それによる代表の弱体化が問題視されている。現在FA(イングランドサッカー協会)では、2010年から施行されている若手の成長促進のためのホームグロウン制度のルール変更など、さまざまな対策が打たれており、今後はEU外の外国人選手がプレミアリーグのクラブに移籍するためのハードルも高く設定されることになっている。
しかしながら、このようなFAの対策があったとしても、プレミアリーグのテレビ放映権料が下落しない限り、少なくとも市場原理に従って動く移籍マーケットの傾向に大きな変化が起こることはないだろう。
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