2015.08.13

ブンデス開幕直前。日本人13人がチーム内で占める位置

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko photo by Mutsu Kawamori/MUTSUFOTOGRAFIA

 8月14日のブンデスリーガ開幕に先立ち、ドイツ杯1回戦が各地で行なわれた。多くのチームにとっては、2015~16シーズン最初の公式戦となる。日本の天皇杯と同様、1部、2部のチームは基本的には各地域の代表との対戦から始まるため格下相手となり、自分たちの仕上がり具合の最終チェックの場ともなる。

 今季、ブンデス1部でプレイする日本人選手は13人。彼らにとっても、シーズン開幕前の重要な一戦となった。

シュミット監督からも信頼を寄せられている武藤嘉紀(マインツ) すでにヨーロッパリーグ(EL)予選3回戦で公式戦を経験しているドルトムントは、アウェーでケムニッツァーに順当勝ちを収めた。だが、香川真司の出場はなし。3日前にホームで行なわれたELでは先発していたが、前線4人のうちで唯一得点がなかったことと、自身が体の重さを感じるなど体調不良を抱えていたことが理由だろう。

 香川の当面のライバルは、カンプルやミキタリアン、ロイスら2列目の選手となる。スピード、テクニック、シュートセンスもある彼らと、違いをどう見せていくか。今季のドルトムントはチャンピオンズリーグ(CL)返り咲きを期す1年。まずはハイレベルな定位置争いを制する必要がある。

 セレッソからのレンタルが1年延長された丸岡満は、まずはU-23からのスタート。完全移籍を勝ち取れるか、彼にとっても勝負のシーズンが始まる。