ミラン副会長がプラティニと比較した本田圭佑の活躍
オフィシャル誌編集長のミラン便り2014~2015(6)
「昨シーズン、CSKAがミランに送り込んできたのは、実は本田の兄弟だったのだ。そこで我々は抗議をして、今やっと本物の本田が届いた......」
こんな冗談めかしたコメントで、ガッリアーニ(副会長)はキエーボ戦の本田を讃えた(試合は2-0で勝利)。6試合で4ゴール。ミランの中では単独得点王であり、その翌日にローマ戦でテベス(ユベントス)が2ゴールを決めるまでは、セリエAの得点ランキング、首位タイでもあった。
ゴールを決めてチームメイトと喜ぶ本田圭佑(BUZZI/FOOTBALL PRESS) ガッリアーニは試合前にも、この日の本田の活躍を予言するようなコメントをしていた。
「本田はアジアカップを戦うために来年の1月には、ほぼ1ヵ月ミランを離れなければいけない。非常にショックだよ。彼は今やミランには必要不可欠な選手、彼の不在は必ず結果に響いてくるだろう」
監督、フィリッポ・インザーギも本田に対して、試合後こう言っている。
「本田は本物のプロフェッショナルだ。練習にはいつも2時間前には来て、2時間後にやっと帰る。彼のこうした行動は、4ゴールを決めていること以上に、チームにとっては大事な存在だ」
1 / 3