香川真司も歯が立たず。シティとユナイテッドに切ないほどの差 (3ページ目)
マンチェスターの地元紙「マンチェスター・イブニングニュース」では痛烈な皮肉を記事にした。記事は「負けるたびに出るモイーズの言い訳」と題して、これまでのコメントを並べている。またサイト上には、「言い訳ジェネレーター」なるものを作り、モイーズの写真の吹き出しの上に読者が好きなコメントを入れられるようにしている。
また、ユナイテッドOBのガリー・ネビルとポール・スコールズがスカイスポーツでの中継中に手厳しい発言をしていたことも話題になっている。「いろいろと考え直す必要がある。彼らは今、アイ デンティティの危機にある」(ネビル)、「私がプレイしていたときは、たとえリードされていても『やられた』と感じたことはなかったのに……」(スコールズ)といった具合だ。
ユナイテッドはこれで今季リーグ戦10敗目、チャンピオンズリーグ出場権獲得(4位以内)は現実的には難しくなった。一方のシティは首位チェルシーを勝ち点3差で追う2位ではあるが、試合数が2試合少ないため、優勝候補筆頭であることは間違いない。
もはやユナイテッドとシティは実力が拮抗した好敵手ではない。そんな両者の現状が如実に出てしまったダービーとなった。
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