2013.12.05

勝てないマンU。香川真司には、明らかに苦手な対戦相手が存在する

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
  • photo by GettyImages

マンチェスター・ユナイテッドがエバートンに0-1で敗れた。オールドトラッフォードでの同カードの敗戦は実に92年8月以来21年ぶりとのこと。昨年まではモイーズ監督とフェライニが、そしてかつてはルーニーが在籍した古巣に対して、悔しい結果となった。BBC(電子版)のタイトルは「エバートンがマンUを負かした。モイーズの悲惨な夜」というものだった。

プレミアリーグ、エバートン戦に先発した香川真司 ただ、マンUにとっては単に現状を示す結果だったにすぎない。アーセナルに勝ち、チャンピオンズリーグ(CL)でレバークーゼンに大勝するなど、一見すると復調したにも思えるユナイテッド。だがプレミアリーグを見ればここ3戦は2引き分け(カーディフ、トットナム)とこの敗戦。決して右肩上がりとはいえず、一進一退を繰り返しながら、それでも開幕の頃よりは復調しているという程度のものだ。

 試合後の監督記者会見では、最近は英国人記者たちから「ファン・ペルシーの復帰はまだか」という質問が投げかけられる。彼が離脱してからは1勝(レバークーゼン戦)2分け1敗。エバートン戦以外は得点をあげてはいるのだが、それでも決定力不足と映るのだろう。モイーズ監督は「まだわからない」と答えるのみで、はっきりした答えが出てこない。