【イングランド】WBA選手、20ポンド札でお尻を拭いて大炎上

  • 鈴木英寿●文 text by Suzuki Hidetoshi

 今季、プレミアリーグで意外な健闘を見せているのがWBA(ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン)である。一時はトップ4以内に食い込むなど、シーズン序盤の『台風の目』となった。

 ところが12月上旬、静かな田舎街ウェスト・ブロムウィッチに衝撃が走る。DFリアム・リッジウェルがトイレでズボンを下ろし、20ポンド(約2700円)札でお尻を拭くフリをしている写真が、『サン』紙に掲載されたのだ。トイレの床には20ポンド札が多数散らばっており、まさしく「金満プレミアリーガー」の悪しきイメージを植え付けてしまった。

 この一件の余波は大きく、地元メディア関係者によれば、「WBAの広報サイドは、とにかくイメージの回復に必死」とのこと。折りしもクリスマスが近づいており、クラブマスコットと一部の選手による病院の慰問など、この時期の恒例行事が重なっている。だが、メディア関係者によれば、「あの札束男だけは呼ばないでくれ。子どもの教育に悪い!」という受け入れ先のリクエストが相次いでいるとか......。リッジウェル、そしてWBAのイメージ回復は成し遂げられるのだろうか!?

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