2012.01.11

【スペイン】メッシがバロンドールを獲得できた最大の要因、「マシア・メソッド」とは!?

  • 山本美智子●文 text by Michiko Yamamoto
  • photo by Getty Images

ミシェル・プラティニ以来となる3年連続でバロンドールを受賞したリオネル・メッシ

 リオネル・メッシ(バルセロナ)がハットトリックをマークした。

 それもただのハットではない。彼が揺らしたゴールネットに吸い込まれたのは、年間最優秀選手だけが手にできる黄金に輝くバロンドール、それを09-10シーズン、10-11シーズン、そして今回と3年間連続で受賞する偉業を成し遂げたのだ。

 バロンドールは、1956年に『フランスフットボール』紙が設けた賞で、その年にヨーロッパで最も活躍した選手に与えられた。そして、2年前から、FIFAワールドプレーヤーの賞とバロンドールを合わせ、「FIFAバロンドール」と名前を変え、ヨーロッパの枠を超えて「前年度、もっとも活躍した選手」に贈呈されることになった。

 そういった変化があるとはいえ、この賞がサッカー界において重みのあるものであることに違いはない。そして、この半世紀を越える歴史の中で「バロンドールのハットトリック」を達成したのは、メッシ以外に、ヨハン・クライフ(アヤックス、バルセロナ)、ミシェル・プラティニ(ユベントス)、マルコ・ファン・バステン(ミラン)の3人しかいない。

 そのうち3年連続受賞の快挙を達成したのは世界にたったふたり、現FIFA副会長のプラティニとメッシのみだ。

 まだ24歳のメッシがなぜ、ここまで成功できたのか。

 メッシのバロンドール獲得とジョゼップ・グアルディオラのバルセロナ監督就任時期(08-09シーズン~)が重なっているのは、偶然なのか。