【Jリーグ】ACLの戦いでやはり気になる助っ人外国人の存在 日本でもワールドクラスがプレーする時代があった (2ページ目)
【強力外国人選手を擁する中東勢】
それにしても、相変わらず中東勢には強力な外国人たちが在籍している。
ファイナルズの戦いを見ていると、アル・サッド(カタール)のロベルト・フィルミーノ(元リバプールほか)とかアル・アハリのリヤド・マフレズ(元レスターほか)といった懐かしい顔ぶれが出てきて、「ああ、彼は今はこんなところで働いているんだ」と感じたのは僕だけではないだろう(そんなマフレズに対して町田の林幸多郎が互角の勝負を挑んでいるのだから、大したものだ)。
中東勢は先発の大部分が外国人選手で、自国籍のサウジアラビアやカタール国籍の選手はほんの数人といった構成。
一方、町田の場合、決勝戦の先発11人のうち外国人はネタ・ラヴィ(イスラエル)とテテ・イェンギ(豪州)、エリキ(ブラジル)の3人。交代では羅相浩(ナ・サンホ=韓国)とドレシェヴィッチ(スウェーデン/コソボ)が交代で投入された。
準決勝でアル・アハリに敗れたヴィッセル神戸も、フル出場した外国籍選手はマテウス・トゥーレル(ブラジル)だけだ。
つまり、日本のクラブは日本人選手が大半を占めているわけだ。
しかも、現在では日本代表選手のほとんどは欧州でプレーしているので、ACLE出場チームでも、元日本代表はいても現役日本代表はほぼ不在。最近まで日本代表に招集されていたのは町田の相馬勇紀、望月ヘンリー海輝くらいのものだった(もっとも、相馬や神戸の大迫勇也はW杯に出場してもおかしくない実力の持ち主だが......)。
現役代表をほとんど起用できないなかで、日本人選手中心で固めたチームが(元)ワールドクラスの有名な助っ人を多数抱える中東勢と(しかも、相手のホームで)互角に戦って決勝進出を果たしているのだから、大したものだ。ACLEはアジアのサッカー界における日本の突出した地位を示す大会となっている。
ただ、アウェーで勝ちきるためには、少ないチャンスを決めきる個の力も必要になる。ACLEで獲得した数億円の賞金を使ってワールドクラスのストライカーを獲得し、その力でサウジアラビアを倒すことができれば、こんな痛快なことはないだろう。
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