高校サッカー選手権で見逃せないMF&FW11人 重要な試合に強く、ファール以外では止めようがない選手たち (2ページ目)
尚志のMF小曽納奏 photo by Morita Masayoshiこの記事に関連する写真を見る小曽納奏
おその・かなで(MF/3年/尚志・福島県/168cm、65kg)
「守備感覚に優れたボランチで、FW根木翔大、MF田上真大などアタッカー陣が注目されていますが、彼らが積極的に仕掛けることができるのは後ろに彼がいるから。もともとは攻撃が好きだったのですが、高校に入ると周りはすごい選手ばかり。攻撃で目立つのは無理だと悟って、仲村浩二監督に言われた守備を伸ばしてきたそうです。話を聞いても『前の選手を生かすため、チームを勝たせるため』といったフレーズが出てきて、職人肌という言葉が思い浮かびました」(森田氏)
「4バックのボランチなのですが、2CBの間に落ちたり、前に出ていったり、柔軟にシステムを変えられるぐらい影響力のある選手だと感じました。昨年、同じような役割をしていた星慶次郎のようなクレバーさを持っています。目立たないけど効いている選手が尚志には毎年いて、面白いです」(土屋氏)
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