浦和レッズのグスタフソンが語るJリーグと欧州サッカーの違い 「欧州の選手たちはリズムを落とすべき時は落とす」 (3ページ目)
【クラブW杯は楽しみで仕方がない】
そう振り返るグスタフソンは今夏、欧州や中南米の名門と対戦することになりそうだ。アメリカで開催される初の32チーム制のクラブW杯に、浦和は2022年のアジア王者として出場する。浦和が入ったグループEには、アルゼンチンのリーベル・プレート、メキシコのモンテレイ、そしてイタリアのインテルが揃った。いずれも強豪だが、なかでも昨季のイタリア王者インテルは、今季のチャンピオンズリーグで決勝に駒を進めている。
「世界の真の強豪と対戦できることを嬉しく思っているよ。しかも記念すべき、新フォーマットの第1回大会だ。6月にこれが控えていると考えるだけでワクワクするし、日々の特別なモチベーションにもなっている。本当に楽しみにしているよ。リーベル・プレート、モンテレイとの対戦も待ち遠しいけど、やはりシモーネ・インザーギ監督が勝てるチームに変貌させたインテルとの一戦はすばらしい経験になるだろう。中盤でニコロ・バレッラやハカン・チャルハノールと対峙するのも、楽しみで仕方がないよ」
浦和の広報担当者によると、今夏にクラブW杯が開催されるアメリカには、多くの浦和サポーターも駆けつけるという。心強い存在の彼らについて尋ねると、グスタフソンは間髪入れずに「ファンタスティック」と即答し、日本のファンについても語るのだった――。
後編「グスタフソンがファンタスティックと語るJリーグのサポーター」へつづく>>(5月17日掲載)
サミュエル・グスタフソン
Samuel Gustafson/1995年1月11日生まれ。スウェーデン・メルンダル出身。2013年にヘッケンでキャリアをスタート。2016年にイタリアのトリノへ移籍。その後ペルージャ、ヴェローナ、クレモネーゼとイタリアでは5年間プレーした。2021年にヘッケンへ戻り、リーグ優勝とカップ戦優勝に貢献。2024年から浦和レッズでプレーしている。2022年からスウェーデン代表でもプレー。
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著者プロフィール
井川洋一 (いがわ・よういち)
スポーツライター、編集者、翻訳者、コーディネーター。学生時代にニューヨークで写真を学び、現地の情報誌でキャリアを歩み始める。帰国後、『サッカーダイジェスト』で記者兼編集者を務める間に英『PA Sport』通信から誘われ、香港へ転職。『UEFA.com日本語版』の編集責任者を7年間務めた。欧州や南米、アフリカなど世界中に幅広いネットワークを持ち、現在は様々なメディアに寄稿する。1978年、福岡県生まれ。
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