アルビレックス新潟、初のタイトル獲得なるか!? J1初昇格の「目撃者」だった選手の誓い (3ページ目)
いかにクラブ史上初のタイトルを獲得しようと、同じシーズンでJ2に降格してしまったのでは、その価値は半減してしまいかねない。それ以前に、何よりリーグ戦の不安に支配され、せっかくの大舞台に集中できなくなってしまったのではもったいない。
だからこそ、早川は「僕たちも、もちろん(気持ちは)高まってはいますけど、今のこのリーグ戦は状況的になかなか難しいとも思っているんで、気持ちの折り合い次第で、その(ルヴァンカップ決勝の)当日はすごく変わってくる部分はあるなと思う」と言い、こう続ける。
「本当にポジティブなエネルギーを最後まで維持できるかっていうのが、もしかしたら大切な部分になってくるのかな、と。そこをしっかりチーム一丸となってやりたい。このチャンスに全部の力を出したいなって思います」
新潟にとって初のJ1昇格から20周年の今季、はたしてどんなエンディングが待っているのか。
ルヴァンカップ初制覇を果たし、その勢いで残りのJ1リーグも一気に勝ちきる――。それが成し遂げられれば理想的な結末である。
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