高校サッカー選手権で注目のGK&DF。「ワンランク上」の違いを見せる11人 (10ページ目)

  • 土屋雅史、森田将義●取材・文

大津のDF田辺幸久 photo by Tsuchiya Masashi大津のDF田辺幸久 photo by Tsuchiya Masashiこの記事に関連する写真を見る田辺幸久 
たなべ・よしひさ(DF/3年/大津・熊本県/180cm、67kg)

「いつ世代別代表に選ばれてもおかしくないぐらいの左SB。ガンガン上がって、自分がゴール取ってやる! みたいな気持ちが見えます。今年の夏はキャプテンの碇明日麻選手が、長期間水戸ホーリーホックの練習参加に行っていた際、チームをまとめていたのが田辺選手だったと山城朋大前監督が話していました。この夏は田辺がいろんな意味で成長してくれたと教えてくれました」(土屋氏)

「元々はFWで、1年生の冬にコンバートされた選手です。キャラクター的には攻撃出身らしい強気な性格がいいですね。今年の九州は吉永夢希選手(神村学園)、藤井葉大選手(飯塚)と左SBが豊富で話を振ったら、『ふたりはまだ下の代でしか世代別代表に入っていない。自分たちの代で入れば、自分が上だと証明できるので勝負したい』と返す感じが好きです」(森田氏)

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