先手必勝で強いFC東京が戻ってきた。
死のロード終了など好材料も多い (2ページ目)
最大9差があった勝ち点をひっくり返され、鹿島に首位の座を譲ったときは、このままズルズルと後退するのかと思われた。しかし、ここ2試合で5得点、さらに大分戦は完封と、強いFC東京が戻ってきた。
代表戦、ルヴァンカップ決勝でのリーグ中断をうまく利用して、長谷川健太監督がチームを立て直したと言っていいだろう。次節のジュビロ磐田戦を終えれば"死のロード"と言われたアウェー8連戦が終わり、味の素スタジアムに戻ることができる。永井も8月3日のセレッソ大阪戦以来となるゴールを決めるなど、チームにとって明るい材料は揃った。
ここ最近のJリーグの優勝争いは、下位チームに取りこぼしたチームが脱落することが多い。しかし今季の優勝争いは、ケガ人が戻ってきて盤石に近い鹿島。リーグ7試合負けなしと好調な横浜F・マリノス。そして"らしさ"が戻ってきたFC東京と、例年以上にハイレベルで面白い戦いになりそうだ。
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