2018.02.10

セレッソ杉本健勇の「豪華な今季目標」。
タイトル4つと、W杯に出る

  • 佐藤 俊●取材・文 text by Sato Shun
  • photo by Kiyoshi Ota - JL/Getty Images for DAZN

 セレッソ大阪のFW杉本健勇の調子が上がっている。

 宮崎キャンプでは、全日本大学選抜との練習試合に自ら出場を志願。尹晶煥(ユン・ジョンファン)監督からもゴーサインが出て、久しぶりに実戦でプレーした。

 試合後、杉本は「90分、ケガなくできてよかった」と笑顔を見せた。

昨シーズン、一気にブレイクした杉本健勇 杉本は昨季、リーグ戦34試合に出場し、22得点をマークした。惜しくも得点王は逃したものの、ルヴァンカップ決勝でもゴールを決めて、チームの初タイトル獲得に貢献。日本代表にも選出されるなど、大ブレイクを果たしたシーズンとなった。

 だが、その活躍の代償か、左足首に痛みを覚え、東アジアE-1選手権に臨んだ日本代表から途中離脱。年末には、左足首の遊離軟骨を除去する手術を行なって全治6週間と診断された。

 上り調子の中、思わぬ苦難にぶち当たった杉本だったが、年が明けてタイ、宮崎で行なわれたキャンプで順調に調整が進み、この日、手術後初めて90分間プレーした。

 杉本が語る。

「もともと60~70分の(出場)予定だったんですけど、90分間できてよかったです。今日は相手が大学生でしたけど、技術が高く、前にも出てくるので、川崎フロンターレと似ている感じがあって、ゼロックス(スーパーカップ/2月10日)を想定して戦っていました。

 チームとしては、徐々によくなっています。合宿でしっかりと練習をやっているので、ちょうど疲れがピークに達していますが、その中でもフルに戦えた。何回かピンチがありましたけど、GKが防いでくれたりして、最終的にゼロで抑えて勝つことができた。そうやって勝つことが大事なので、よかったかなと思います」

 相手に押される展開の中、粘って耐えて、失点をせずに試合を終えられた。そうした点からは、チームとしての完成度の高さがうかがえた。