スペインには人材がゴロゴロ。J2を席巻するリーガ出身の監督&選手 (4ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki 山添敏央●写真 photo by Yamazoe Toshio

 主に2部で戦うバルサB時代に得点王になったジョナタン・ソリアーノは、オーストリア1部で3年連続得点王に輝き、今や中国でゴールを量産している。2部や3部の選手の年俸相場は10万~30万ユーロ(約1350~4000万円)で、"優良銘柄"と言えるだろう。

 その勢力の拡大は、Jリーグ全体のカンフル剤になるはずだ。マイナーチェンジを繰り返していかなければ、リーグとしても衰退する。

 J2から始まった動きがどこまで広がるか――。あのジョゼップ・グアルディオラの師匠、ファンマ・リージョ監督も、Jリーグでの指導に興味を持っていた。開拓する価値のある市場と言えるはずだ。

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