「G高C低」大阪ダービーはGに軍配。
首位セレッソ屈辱の20敗目 (6ページ目)
一方で、会心の逆転勝利の裏で、出番がなかったのはMF遠藤保仁。インテンシティ(プレー強度)やトランジション(攻守の切り替えの速さ)といった、いわばアスリート的な要素がより求められる今のG大阪のスタイルにおいて、テクニカルでクラシカルな遠藤の存在感は希薄となりつつある。あるいはこの日の戦いを見るかぎり、37歳となった遠藤の出番は今後も減少していくかもしれない。
G大阪の強さを改めて感じた一方で、主役であり続けた背番号7の不在に一抹の寂しさを覚えた大阪ダービーだった。
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