2017.02.05

遠藤航、矢島慎也ら「リオ世代」の
Jでの台頭なくして、W杯の勝利なし

  • 浅田真樹●文 text by Asada Masaki
  • photo by Wataru Kohayakawa/AFLO


いい調整ができているようで、充実した表情を見せていたレッズの遠藤航いい調整ができているようで、充実した表情を見せていたレッズの遠藤航  昨季は新年早々、リオ行きがかかった大一番が待っていた。遠藤にとって、浦和のキャンプに最初から参加できなかったことは、もちろん痛手だったが、問題はそれだけにとどまらなかった。1月から真剣勝負に臨むためには、当然それ相応の準備もしておかなければならない。結果、ほぼシーズンオフ返上でトレーニングを続けなければならなかったのだ。

 心身を削るようなシーズンインだった昨季を考えれば、今季はずいぶんとスムーズに調整ができている。そんな余裕が遠藤の表情をほころばせるのだろう。

 J1とAFCチャンピオンズリーグの"二兎"を追う浦和には、過密日程が待っている。遠藤も厳しい連戦をこなさなければならないことがあるだろうが、それでも「どっちかと言うと、たぶん昨年のほうが忙しいくらいだったと思う」と、落ち着いた様子で語る。

「(1月から浦和のキャンプに参加できて)やっぱりやりやすいし、オフにしっかり休めたっていうところも含めると、ここからはコンディションが上がっていくだけだと思う。昨年は休みがなかったが、今年は一回休んで、こうやってしっかり(トレーニングの負荷を)上げて、コンディション作りができているっていうのは、自分にとってはすごくいいこと。今シーズンは昨年よりもいいプレーを見せられるかなっていうイメージはできている」