カズに次ぐ44歳のJ戦士・永井秀樹「国見高3年間の貯金がある」 (4ページ目)
「昔は取材を受けたとき、『30歳でやめます!』とか、自分で言っているんですよ。『なに言ってんだよ、こいつ』と今なら思うよね(笑)。もちろん、本心じゃない。当時は、『サッカーが好きです』というのが恥ずかしかった。ちやほやされて、すかしていたから。その印象か、今も『イメージが違いますね』とインタビューで言われます。44歳まで現役を続けて、サッカーが嫌いなわけない(笑)。サッカーの話なら、朝まで話し込むこともありますよ」
昔は遊び場には顔を出していたものの、それも見せかけだけだった。以前から、酒はほぼ口にしていない。“大酒飲みが長く現役を続けられるわけはない”とぼんやり思っていたからだ。
「サッカーなしの人生なんて考えられない」
なんのことはない、根っからのサッカー少年なのである。
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