2014.03.13

逆襲のカギはどこに?ACLでJリーグ勢が苦戦続きの理由

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki
  • 山添敏央●撮影 photo by Yamazoe Toshio

 3月12日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグ第2戦が行なわれ、横浜F・マリノスが昨季優勝の広州恒大(中国)と対戦した。

横浜FMは中盤で優位に立つも、ホームで広州と引き分けた 結果は1-1の引き分け。横浜FMは前半21分FW端戸仁のゴールで先制しながら、FWディアマンティにFKを直接決められ(前半38分)、追いつかれた。横浜FMの樋口靖洋監督は「勝ち点3を取れず残念という気持ちが強い」と語りながらも、こう続けた。

「力のあるチームとやることで、我々の現在地を高いレベルで見ることができた。有意義なゲームだった」

 指揮官が悔しさをまじえつつ見せたのは、ある程度の満足だ。樋口監督は「勝ち点1をポジティブに捉えなくてはいけない。何とか次につなげたい」とも話す。

 確かにディフェンディングチャンピオンを相手にしての勝ち点1獲得は、悪くない結果と見ることはできるだろう。実際、横浜FMが圧倒的に攻勢だったわけでもなく、試合はどちらに転んでもおかしくはなかった。それを考えれば、最低限のノルマ達成である。

 だが、横浜FMは初戦で全北現代(韓国)に0-3で敗れている。しかも、横浜FMのホームゲームだったことを考えれば、いかに相手が昨季王者とはいえ、勝ち点3が必要だったはずである。

 グループリーグを突破できるのは4クラブのうち上位2クラブのみ。1分け1敗の勝ち点1でグループ最下位に沈む横浜FMは、厳しい立場に立たされたと言わざるをえない。