2012.10.04

【フットサル】代表メンバーが語る『キング・カズ』の評価

  • 北 健一郎●文 text by Kita Kenichiro
  • photo by futsal graphic

2度目の代表合宿に臨んだカズ(中央)。チームメイトとも積極的にコミュニケーションを取っていた。 やはり”キング”は偉大だ。

『キング・カズ』こと三浦知良がフットサル日本代表のW杯候補メンバーに選ばれると、それまで一般的な注目度は限りなくゼロに近かったフットサル日本代表が、テレビのニュースやスポーツ新聞で頻繁に取り上げられるようになった。

 さらに、代表合宿は平日に行なわれているにもかかわらず、カズ見たさに多くのファンが練習会場に集結。開始前には選手バスを待ち構え、終了後にはサインを求める大行列ができていた。どれもこれも、これまでの合宿では見たことのない光景だ。

 改めて、その絶大な影響力を証明したカズだが、45歳の現役最年長選手のフットサル挑戦に、疑問を感じた人もいるのではないだろうか。同じ足を使う競技とはいえ、サッカーとフットサルは「似て非なるもの」と言われるように異なる点が多い。そんな世界にポッと入って、本当に活躍できるのか。

 そもそもカズは、横浜FC(J2)所属のJリーガー。フットサルを本格的にプレイしたのは、今年1月のFリーグ参戦の1試合しかない(それも前日に1回練習しただけのぶっつけ本番だった)。フットサルの経験値は代表メンバーの中では最も低い。

 人気、経験、カリスマ性……といった、ピッチ外の要素も絡んでくるため、単純に他の選手との比較はできないが、「フットサル選手としてのカズってどうなの?」というのは誰もが気になるところ。日本代表のチームメイトたちは、どう見ていたのだろうか。