2012.05.13

【Jリーグ】4試合8得点11失点。
風間フロンターレの明日はどっちだ!?

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki
  • photo by AFLOSPORT

風間監督が就任してから4試合。新体制の目指す方向性が見えつつある川崎
 風間八宏・新監督が就任してから2週間あまり、川崎が4試合を戦い終えた。結果は2勝2敗の五分。

 相馬直樹・前監督が解任された時点での川崎の成績は2勝2敗1分け(その後、望月達也・監督代行で1戦1勝)と、こちらもまた、まったくの五分だったのだから、結果のうえでは特段の変化があったわけではない。

 しかし、その内容に関して言えば、大きな変化が見られている。

 相馬監督時代の川崎は、5試合で3得点3失点。失点も少ないが、得点も少ないというのが特徴で、実際、勝っても負けてもスコアは1-0だった。

 ところが、風間監督になって状況が一変。4試合で8得点11失点と、得失点とも急増した。理想は「(相手を)圧倒してボールを持つこと」だと話す風間監督の攻撃的な姿勢が強く反映されており、よくも悪くも相馬色が払拭された結果だと言える。

 特にJ1第9、10節で磐田と名古屋に連勝した2試合は、4-3、3-2と打ち合いの末に得た勝利。順位も6位まで上昇し、そのまま勢いに乗るかに見えた。

 だが、5月12日に行なわれた第11節の柏戦では、風間監督就任以来、初めての無得点に終わり、放ったシュート数もわずか6本。逆に、柏には20本ものシュートを打たれ、2-0で敗れた。風間監督が振り返る。

「正直、あまりいいゲームではなかった。特に前半は、自分たちのペースでボールが持てなかった」

 風間監督が強調したのは、「もっと自信を持ってほしい」ということだった。指揮官が続ける。