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【サッカー日本代表】塩貝健人らA代表組とアジア大会銀メンバー 福田正博が成長を楽しみにする「ロス五輪世代」 (3ページ目)

  • text by Ichiro Tsugane

【チームの強化、五輪出場の道が険しい】

 このU-21日本代表の目標は、2028年のロサンゼルス五輪の出場権獲得だ。参加国数はこれまでの16から12となり、アジア枠も前大会の3.5から2に減った。予選を勝ち抜く難易度が格段に上がっている。予選を兼ねたU-23アジアカップは2028年に日本で開催されるが、そこに向けて選手たちはさらなる成長を遂げる必要がある。

 U-21日本代表を率いる大岩剛監督は、来年のA代表のアジアカップ終了後からA代表監督を兼任することが決まっている。森保一監督がA代表と東京五輪代表の監督を兼務し、両チームを融合させながら強化した形を踏襲したのだろう。

 大岩監督はA代表を強化しながら、五輪チームの強化も進めなければならないが、ロス五輪世代には海外組が増えている難しさもある。限られた活動時間のなかでは満足な強化ができないかもしれない。

 だが、森保監督はそうした日本サッカーが置かれた状況に配慮する監督でもある。A代表の試合に東京五輪世代の中心選手を招集して経験を積ませ、五輪チームの成長を促したこともあった。それと同じように、ロス五輪世代の中心選手数人をアジアカップに招集し、厳しい戦いを経験させる判断をしたとしても不思議ではない。

 A代表でも活躍できる、ロス五輪世代の選手が出てくるのか。注目していきたい。

著者プロフィール

  • 福田正博

    福田正博 (ふくだ・まさひろ)

    1966年12月27日生まれ。神奈川県出身。中央大学卒業後、1989年に三菱(現浦和レッズ)に入団。Jリーグスタート時から浦和の中心選手として活躍した「ミスター・レッズ」。1995年に50試合で32ゴールを挙げ、日本人初のJリーグ得点王。Jリーグ通算228試合、93得点。日本代表では、45試合で9ゴールを記録。2002年に現役引退後、解説者として各種メディアで活動。2008~10年は浦和のコーチも務めている。

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