【サッカー日本代表】後藤啓介「監督が"怒ってくれる"」 絶好調フライブルクに根づく"サボらない哲学" (2ページ目)
【なぜ、フライブルクは全員がサボらないのか?】
「選手全員がここまで徹底して体現できているクラブはなかなかないのかなと。よく言われる『ひとりサボると崩れていき、ふたりサボるとチームが壊れる』というのは、フライブルクに来てより感じています」
攻め込まれれば、FWもペナルティーアーク(ペナルティーエリア外の半円の部分)までスプリントで戻る。それがフライブルクでは当然のように求められる。
「前にスプリントして、その後にスプリントバックする。それを90分間続けるとなると、今までとは疲労の溜まり方が違いますね。シントの時はそこまで戻らなくてよかったんですけど、今は全員が戻っているので、自分もやらないと浮いてしまう。プレーするスペースが広くなったなとは感じます」
なぜ、ここまで徹底できるのか。
「そもそも、それができない選手をチームが受け入れない。できなければ試合に出られないですし、チームメイトからも距離を置かれるような雰囲気があるので。誰でもできるはずの切り替えができていない時は、監督もすごく感情的に"怒ってくれる"。シントの監督も切り替えを重視する監督でしたが、それよりもっと切り替えが早くなって、戻る位置も低くなった。全員が強度高くやれるクラブに来たなという感じです」
怒ってくれる――。後藤は、そう表現する。そこに、ほかのクラブもうらやむような規律を保てている理由がある。
バイエルン・ミュンヘン史上最高のサッカーを作り上げつつあると目されているヴァンサン・コンパニ監督は、9月頭、「これまでも話してきたことだが」と断ってから、フライブルクについてこう語った。
2 / 3

