日本代表は「遠藤航がいなくなった後の戦い方は課題」スペインの名指導者がカナダ戦を分析 (3ページ目)
エチャリはそう言って、最後に次のチュニジア戦へのエールも送っている。
「南野、遠藤は目立った存在だったし、田中、中村という得点者以外にも、伊東純也、冨安健洋、町田浩樹、中山雄太もポジティブなメモが多かった。カナダと比べると、個人の力量の違いが出たゲームと言える。何人かの主力が不在でもこれだけの戦いができるのだから、着実に戦力アップしているのだろう。
チュニジア戦も選手のキャラクターをどう組み合わせるか、とても楽しみである」
著者プロフィール
小宮良之 (こみやよしゆき)
スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。
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