伊東純也から飛び出る衝撃エピソード。「骨折していても気づかずプレー」「プラチナ世代という言葉すら知らなかった」 (5ページ目)

  • 中田徹●取材・文 text by Nakata Toru
  • 渡辺航滋●撮影 photo by Watanabe Koji

---- えっ? 名前すら知らなかったと。

「はい。レベルが上のほうのサッカーに興味がなさすぎて」

---- 当時は何に興味があったんですか?

「大学サッカーだけです。プロの試合もぜんぜん見てなかったので、わからなかったです」

---- ワールドカップも?

「さすがにワールドカップは見てました(笑)。2010年ワールドカップの本田圭佑選手のフリーキック! デンマーク戦のあのシーンが一番印象に残っています」

---- 半年後、あの舞台が待っています。

「結果を出したいですね」

(後編につづく>>伊東純也にゴール量産の秘訣を聞いた)

【profile】
伊東純也(いとう・じゅんや)
1993年3月9日生まれ、神奈川県横須賀市出身。2015年に神奈川大学からヴァオンフォーレ甲府に入団。翌年に柏レイソルへ移籍し、2017年には日本代表に初招集される。2019年2月からゲンクの一員となり、2000−21シーズンは11ゴールを決めてリーグ優勝の立役者となった。日本代表33試合9得点(2022年6月1日時点)。ポジション=FW、MF。身長176cm、体重66kg。

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