菅原由勢は酒井宏樹のポジションを奪えるか。森保Jの右サイドバック一番手になるため「自分の色を出す」 (3ページ目)

  • 了戒美子●取材・文 text by Ryokai Yoshiko
  • photo by AFLO

オランダで知名度は高い菅原

 そのためには、何か特別なことをするのではなく、これまでやってきたことを最大限に発揮する、ということに尽きる。

「この一年、このチームで成長したところ、森保監督が僕自身に対して突きつけたというか思ってくれていた課題を、どれだけ克服できているか。守備で言えば、対人のところもそうだし、ポジショニングのところもそうだし。

 まずは成長したところ、できるようになったってところをしっかりと見せる。そこから、攻撃では『自分の色』っていうのがあるので、クロスだったり、攻撃参加だったり、自分らしくやっていけたらなぁと思いますね」

 オランダではしっかりと結果を残し、名前も存在も知られるようになった。その成功体験と自信を携えて、21歳の菅原由勢はカタール行き切符を掴みにいく。

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