日本代表にスペインの名指導者から厳しい指摘。「ベトナム戦は試合プランで後手に回っていた」 (3ページ目)
しかし、上田は十分に存在感を放っていた。それを加速させたのは、田中、守田英正というふたりのボランチの投入だった。プレースピードは格段に増した。これで相手の目線を外し、裏返し、チャンスを多く作れるようになった。完全に押し込んだ状態となり、最後は本来の攻撃力の片鱗が見えた」
結局、これ以上、スコアは動かなかった。エチャリはW杯本大会に向け、次のような激励を送っている。
「アジア最終予選の最後の一戦を勝利で飾れなかったことは残念と言える。試合プランで後手に回ってしまった。ただ、90分のなかではいい面も見えた。本大会は11人だけでは勝利を手にできない。時間的猶予はないが、控え組との競争を激化させ、戦力アップを図る必要があるだろう。
最後に、予選を戦った選手、監督だけでなく、スタッフ全員に『本大会出場おめでとう、ご苦労様でした』とねぎらいの言葉をかけたい」
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