2019.08.28

久保建英ら東京五輪世代が急成長。W杯予選のメンバーはどうなる?

  • text by Tsugane Ichiro
  • photo by Getty Images

福田正博 フットボール原論

■2022年のW杯カタール大会に向けた戦いが、いよいよ始まる。9月5日の強化試合を経て、9月10日から始まるアジア2次予選は、40カ国が8グループに分かれてホーム&アウェーで戦い、各組1位と、各組2位のうち成績上位4チームが最終予選へ駒を進める。森保ジャパンはどのようなメンバー構成で臨むのか。元日本代表の福田正博氏が語る。

 日本代表はW杯2次予選でミャンマー、モンゴル、タジキスタン、キルギスと戦うが、8グループのなかで組み合わせに恵まれたと言っていい。ただし、サッカーがあらゆるスポーツのなかで、もっともジャイアントキリングが起こりやすいと言われている以上、どれだけ実力差があろうと、油断することなく戦ってもらいたい。

 W杯予選を戦うことは、日本代表のチーム力の向上につながる機会であるのは間違いない。同時に、私はW杯2次予選が東京五輪代表チームの強化の場にもなりうると考えている。そうした点から、今回のメンバーで久保建英ら期待の若手から誰が招集されるのかが、興味深いポイントのひとつになる。

久保建英ら若手のうち誰が呼ばれるのか注目が集まる これまで、東京五輪に向けたチーム強化があまりうまくできていない印象がある。6月のコパ・アメリカ(南米選手権)に出場した東京五輪世代と、準優勝したトゥーロン組を融合させ、オーバーエイジ枠候補の選手も招集しながら、チームを構築していく好機と言える。

 W杯予選は国際Aマッチデーで、各クラブから招集が可能だ。久保建英(マジョルカ)、安倍裕葵(バルセロナB)らがクローズアップされているが、この夏はふたり以外にも東京五輪世代の多くの選手が海外クラブに移籍している。