2019.05.17

久保建英も招集か。コパ・アメリカの森保ジャパンのメンバーはどうなる

  • 津金壱郎●構成 text by Tsugane Ichiro
  • photo by Getty Images

福田正博 フットボール原論

■森保一監督が率いる日本代表がコパ・アメリカに出場する。その選手の招集が難航するなか、元日本代表の福田正博氏が今回の森保ジャパンのメンバー選考について考察した。

 日本代表は6月14日からブラジルで行なわれる南米選手権(コパ・アメリカ)への出場が決まっているが、森保一監督はその招集メンバーに頭を悩ませていそうだ。コパ・アメリカでの代表活動は、日本は招待出場ということもあるが、すべての選手を招集する「拘束力」がない。FIFAの規定に「1年間で大陸別選手権1回に参加可能」という派遣ルールがあるため、アジアカップに出場した主力選手を招集できない可能性があるのだ。

南米の強豪とコパ・アメリカで対戦する日本代表の森保監督 Jリーグのクラブにとって、リーグ戦の真っただ中にチームの主力を引き抜かれることは痛手だ。また、欧州クラブはシーズンオフに選手には休んでほしいもの。そのため、日本代表と各クラブの間で綱引きがあると聞く。その交渉次第では、森保監督が望む陣容で出場することが難しくなりかねない。

 それでも森保監督は、こうした状況で最善の道を模索しているはずだ。また、コパ・アメリカ直前にある親善試合(トリニダード・トバゴ戦、エルサルバドル戦)では、コパ・アメリカのメンバーとは異なる陣容で臨む可能性もあるわけだが()、こうした事態は異常なこととも言える。森保監督が日本サッカー界の事情を十分理解しているとはいえ、監督のところにシワ寄せが行く状況はできるかぎり避けてほしいところだ。

※5月23日にキリンチャレンジカップ、24日にコパ・アメリカのメンバーが発表される予定

 今回のコパ・アメリカは、グループリーグでウルグアイ、エクアドル、チリのフル代表と戦える貴重な舞台。そんななか、同時期に開催されるU-20W杯(ポーランド/5月23日〜6月15日)で主力として期待されていた久保建英(FC東京)や安部裕葵(鹿島)、GKの大迫敬介(広島)を、A代表に抜擢するとも言われている。