2019.04.08

辻本茂輝が驚愕。世界2位になった
「黄金世代」は何がすごかったのか

  • 佐藤 俊●取材・構成 text by Sato Shun
  • 説田浩之●撮影 photo by Setsuda Hiroyuki

「この勝利は大きかった。決勝トーナメントの最初の試合を苦しみながらも勝てたので、チームに勢いがついた。個人的には体力的に厳しいなかでも、根性を出して戦うことができたので、『(自分も)やれるやん』って自信がつきました」

 続く準々決勝のメキシコ戦は、2-0と完封。辻本曰く「一番よかった」という試合になった。チームは波に乗り、辻本は「もう負ける気がせん」と思っていたという。

「前線の伸二、タカ(高原)、本山(雅志)らの攻撃が本当にすごくて、いつもで点を取ってくれる雰囲気があるんですよ。そういう選手がいると、失点しても取り返してくれるという感じになるので、後ろの自分たちは気持ち的にも楽にプレーができる。(あのチームには)攻撃の選手と守備の選手の間に、お互いに助け合うというか、任せられる信頼関係ができていたと思いますね」

 日本はメキシコに勝って、過去ベスト8止まりだった世界大会で初めてその壁を破った。歴史を作ったチームは、さらに貪欲に頂上を目指していった。

(つづく)

辻本茂輝
つじもと・しげき/1979年6月23日生まれ。大阪府出身。2019年、FCティアモ枚方(関西社会人1部)の監督に就任。近大付高→横浜フリューゲルス→京都パープルサンガ→徳島ヴォルティス→佐川印刷SC(JFL)→FC大阪(大阪府社会人1部)

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