2018.11.20

大迫の代わりは誰か? 森保ジャパンの「プランB」の顔ぶれを予想する

  • 飯尾篤史●取材・文 text by Iio Atsushi 藤田真郷●撮影 photo by Fujita Masato

“プランB”を用意できるか――。キルギス戦で問われるのは、これだろう。

 これまで戦ってきた4つの親善試合は互いに長所をぶつけ合う展開だったから、「自分たちのことにフォーカスしている」と遠藤航(シント・トロイデン)が語ったように、日本は相手を研究したうえで、自分たちのよさをいかに発揮するかが問われていた。

 だが、キルギス戦の様相はこれまでとは異なることになりそうだ。

キルギス戦ではベネズエラ戦からメンバーの入れ替えがどれだけあるか注目される日本代表 来年1月のアジアカップへ初出場を決めたように、近年力を付けてきているのは間違いないが、FIFAランクは50位の日本よりもはるかに下の90位。先日の鹿島アントラーズのサブ組との練習試合に0−2で敗れたのは参考にならないとしても、日本との力の差は歴然としている。必然的に日本がほぼ一方的に押し込む展開になるはずだ。

 これまでの4試合とは異なり、自陣ゴール前で人海戦術を採られた時に、どうこじ開けるのか――。

 アジアカップ前最後のテストマッチとなるキルギス戦は、アジアカップで同グループのウズベキスタン、トルクメニスタンの中央アジア勢対策になると同時に、対アジアにおける永遠のテーマである”引いた相手の崩し方”を試す格好のゲームになる。

 思えば、過去のアジアカップも引いた相手の攻略に関して手を焼いた印象がある。

 アルベルト・ザッケローニ監督のもと、大会4度目の優勝を飾った2011年大会も、初戦はヨルダンと1−1のドローに終わっている。吉田麻也(サウサンプトン)のオウンゴールで先制を許すと、ゴール前に”バスを停車させた”ヨルダンを攻め崩せず、後半アディショナルタイムの土壇場でセットプレーから吉田が決めて、辛うじて追いついた。