もったいない森保ジャパン。2点先制→10分間で3失点が起きた要因 (4ページ目)

  • 飯尾篤史●取材・文 text by Iio Atsushi
  • photo by AFLO

「流れが悪くなると、それぞれが自分の殻に閉じこもるというか、自分の世界を作ってしまう。悪いことが起きたときこそ互いに支え合い、励まし合ってやっていくということを覚えつつ、自分自身も強い反発力、メンタリティを培わないといけない」

 試合後、森保一監督はそう振り返った。3月25日のパラグアイ戦も含め、今後の活動のなかでいかに反発力を養うか、あるいは、そうしたメンタリティを備えた選手を起用していくのか。そのあたりの森保監督のチームマネジメント、チーム作りが興味深い。

 若き日本代表にとって、パラグアイ遠征がいい経験になっているのは間違いない。だが、21歳はもう「いい経験」では済まされない年齢であるのも確かだ。

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◆ポーランド人記者「我々はポット1。日本に負ける姿は想像できない」>>>

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