ハリルJに「プランB」はあるのか。ベルギー戦は苦しい展開を見たい (5ページ目)

  • 飯尾篤史●取材・文 text by Iio Atsushi
  • 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki

 またインサイドハーフには、ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)、ドリース・メルテンス(ナポリ)、ムサ・デンベレ(トッテナム・ホットスパー)と、攻撃陣のタレントは世界最強レベルだと言える。

 一方、最終ラインはヴァンサン・コンパニ(マンチェスター・シティ)、トビー・アルデルヴァイレルト(トッテナム・ホットスパー)、ヤン・フェルトンゲン(トッテナム・ホットスパー)といった主力DFにケガ人が続出しているため、日本戦では若い選手のテストが行なわれることになるだろう。

 おそらくベルギー戦でも、ハリルジャパンは前から積極的にプレスをかけてハメに行くはずだ。さらに決して盤石ではないベルギーの守備陣の隙をどう突くのか、ひざを傷めている長谷部の欠場が濃厚なため、メンバーのセレクトを含めてどのような戦略でベルギー戦に臨むのか、まずは注目したい。

 そのうえで、プランが覆されたとき、ピッチの上では誰がリーダーシップを取ってチームとしてリカバーするのか、そもそもハリルホジッチ監督にプランBの引き出しがあるのか。ワールドカップ本番前の親善試合では、ラッキーパンチが当たってジャイアントキリングを起こすより、苦しい展開のなかでチームが何を見せるのかを確認したい。

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