スペインの知将が分析するUAE戦。「日本の守備は破綻しかけていた」 (5ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki photo by Fujita Masato

「ハリルホジッチ監督は、今野、香川に攻撃的役割も与えたかったのだろう。その点、システムとしてはひとつの成功を得た。しかし、アンカー山口は孤立する機会が多く、守備面は不安定。攻守のトランジッション(切り換え)にも問題があった。昨年10月のオーストラリア戦と比べたら、3ラインのコンパクトさは雲泥の差だろう。もっとも、ひとつの多様性を与えたという意味では出色だった、と記しておく」
(次回、タイ戦レポートにつづく)

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