スペインの名指導者がつけた、W杯予選「日本代表18選手」の通信簿 (8ページ目)
原口元気原口元気
UAE戦は主役。Extremo Falso(偽ウィング)として、インサイドハーフ的に広く攻守をカバーした。ダイナミズムを感じさせ、ボールを奪い、持ち運び、フィニッシュできる。欠点は我を失うことで、オーストラリア戦のPKはその証左だ。サウジ戦も自分のマークを捨て、中途半端なポジションで裏を取られた。
本田圭佑本田圭佑
「時間を操れる」選手。イラク戦の先制点、清武へのパスはタメを作って、受け手を最高の状態にした。UAE戦の2点目も左サイドで長友とパス交換、そのタイミングは最適だった。オーストラリア戦は前線でプレスとカウンターを有効にし、岡崎慎司が不調の場合、本田の"偽9番"はひとつの選択肢となる。
8 / 11