オーバーエイジ不要!? ガーナ戦で光った浅野&富樫の2トップ (4ページ目)
この世代のFWは、アジア最終予選で鈴木武蔵(アルビレックス新潟)、久保裕也(BSCヤングボーイズ/スイス)など、タイプの違う選手が日替わりで活躍したように、駒の数こそ豊富だが、その半面で確たる軸が定まってないのが現状だ。だからこそ、大迫勇也(ケルン/ドイツ)、大久保嘉人(川崎フロンターレ)らのオーバーエイジ枠での招集が噂されるのだろう。
だが、五輪本大会へ向けて得点力アップの切り札となりうるのは、決してオーバーエイジ枠の選手ばかりではない。
アジア最終予選ではスーパーサブだった浅野と、アジア最終予選には出場さえしていなかった富樫という新コンビが、これといった見どころのなかったガーナ戦で、キラリと光る可能性を示してくれた。
このチームは、粘り強い守備でどうにかアジアを勝ち抜き、リオ行きのキップを手にした。決して得点力が高いとは言えないチームだったが、ここに来て新たに魅力的なオプションが生まれたのは間違いない。
浅野拓磨と富樫敬真。この2トップには、もっと見てみたいと思わせる魅力があった。
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