酒井高徳が語るアジア杯。「代表への気持ちが変わった」 (3ページ目)

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
  • photo by Getty Images

 現在の酒井は、アギーレジャパンの常連選手としての自覚に満ちている。大会前にはこう話していた。

「以前は最終メンバーに残れるか残れないかのところにいた。今、(代表に)入れることをすごく嬉しく思っているし、(試合に)出れればもっと嬉しい。今回は、みなさんがおっしゃるとおり、(優勝の)チャンスはあると思っている。個人的には準備しつつ、チャンスを狙いたいです。今までのような気持ちじゃなくて、結果を残さなきゃいけないという気持ちを持ち始めています」

 代表の一員としての責任。今大会はひと皮むけた酒井高徳が見られそうだ。

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