2014.12.16

アジアカップメンバーに見る、アギーレ監督の「進退条件」

  • 浅田真樹●文 text by Asada Masaki
  • 益田佑一●撮影 photo by Masuda Yuichi

 来年1月9日開幕のアジアカップ(オーストラリア)に臨む、日本代表メンバーが発表された。日本はこの23名で4年前の前回大会(2011年カタール)に続く、連覇を目指すことになる。

2015年アジアカップ・日本代表メンバー
◆GK=川島永嗣(スタンダール・リエージュ/ベルギー)、東口順昭(ガンバ大阪)、西川周作(浦和レッズ)
◆DF=長友佑都(インテル/イタリア)、森重真人(FC東京)、太田宏介(FC東京)、内田篤人(シャルケ/ドイツ)、吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)、塩谷司(サンフレッチェ広島)、酒井高徳(シュツットガルト(ドイツ)、昌子源(鹿島アントラーズ)
◆MF=遠藤保仁(ガンバ大阪)、今野泰幸(ガンバ大阪)、長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)、香川真司(ドルトムント/ドイツ)、清武弘嗣(ハノーファー/ドイツ)、柴崎岳(鹿島アントラーズ)
◆FW=豊田陽平(サガン鳥栖)、岡崎慎司(マインツ/ドイツ)、本田圭佑(ミラン/イタリア)、小林悠(川崎フロンターレ)、乾貴士(フランクフルト/ドイツ)、武藤嘉紀(FC東京)

アジアカップ連覇に自信を見せるアギーレ監督だが......。 ハビエル・アギーレ監督は今年、9、10、11月に行なった親善試合6試合を「選手選考のためのテスト」と公言してきただけに、誰が選ばれるのかが注目されたが、選出された23名の顔ぶれを見ると、11月に行なわれたホンジュラス戦(6-0)、オーストラリア戦(2-1)のメンバーが、ほぼそのまま選ばれた。DF松原健(アルビレックス新潟)→長友、MF田口泰士(名古屋グランパス)→清武の入れ替わりがあっただけである。

 率直に言って、この結果には少々ガッカリしている。せっかく4年後に向けて、積極的に新戦力、特に若い選手を起用してきたにもかかわらず、結局、ブラジルW杯を戦ってきた従来の主力のほとんどが選ばれる結果になったからだ。