2013.12.06

W杯抽選直前。日本はブラジルと同組がベスト

  • 杉山茂樹●文 text by Sugiyama Shigeki
  • FAR EAST PRESSS/アフロ●写真

 抽選会に旅立つ前、「過去3年で一度も対戦したことがない国と戦いたい」と、ザッケローニは述べたそうだ。日本に対して予備知識がある国より、ない国と対戦したい。対戦したばかりのベルギー、オランダ。コンフェデレーションズ杯で対戦したブラジル、イタリア、メキシコ。そして仙台で大敗したウルグアイ。さらに相手がベストメンバーではなかったにせよ勝利を飾ることができたフランス等とは、できれば戦いたくない。姿をさらしてしまったことを不利に感じているのだろう。

12月6日、ブラジルで行なわれる抽選会に臨むザッケローニ監督 だが一方で、この中には日本ともう一度対戦したがっている国もある。日本に完勝した国だ。前回の内容から、もう一回戦っても絶対に勝てると自信満々の国、日本を得意にしている国はどこか。

 ウルグアイ。そしてもう一つはブラジルだ。ブラジルには、コンフェデレーションズ杯で0対3、昨年10月、ポーランドのヴォロツラウでの対戦でも0対4のスコアで完敗している。実力差に加えて、相性の悪さも感じる。もう一回対戦しても0対2は堅そうなムードにある。

 日本が本大会で最も対戦したくない国といってもいいだろう。ブラジルはその逆。日本のことを、番狂わせを起こされそうもない国。大勝が望めそうな国の一つだと思っているハズだ。開催国ブラジルに、対戦相手を選ぶ権利があるとすれば、日本は指名されてしまう恐れがある。