東アジアカップ代表選考で見えた
ザッケローニの「重点強化ポイント」 (3ページ目)
それだけに、大会初戦3日前に集合する急造チームではあるが、選手たちはさほど戸惑うことなく、日本代表のサッカーを受け入れられるはずだ。つまり代表経験がほとんどない選手ばかりとはいえ、彼らが持てる力を発揮できる素地は十分にあるということだ。
ザッケローニ監督にしても、1年後のワールドカップ本大会が最大の目標であり、東アジアカップは結果よりも新戦力発掘が優先事項あるとの考えを示している。コンフェデレーションズカップでの3戦全敗という結果が、そうした考え方を強めているのは確かだろう。
となれば、今大会での活躍が今後の継続した代表選出につながる可能性は高い。潮目を変えるきっかけとなってもらうべく、新たな顔ぶれにかかる期待は大きい。
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