2013.02.11

【なでしこ】各選手が全力アピール。
合同合宿で躍動した期待の新戦力たち

  • 松原渓●取材・文 text by Matsubara Kei
  • photo by Hayakusa Noriko

各年代の選手たちの動きをチェックする佐々木則夫監督 2015年のカナダW杯、2016年のリオデジャネイロ五輪を目指すなでしこジャパンが、2013年のスタートを切った。

 サッカー日本女子代表候補の各年代合同合宿が8日から11日にかけて、大分市内で行なわれ、A代表であるなでしこジャパン(8人)、なでしこチャレンジ(22人)、U-19(23人)、U-16(23人)の全4カテゴリーの選手が参加した。

 なでしこジャパンに招集されたのは川澄奈穂美、高瀬愛実、田中明日菜、海堀あゆみ(以上INAC神戸)、上尾野辺めぐみ(新潟)、鮫島彩(仙台)有吉佐織、岩清水梓(ともに日テレ・ベレーザ)の8名だ。

 U-16とU-19のカテゴリーはそれぞれワールドカップを来年に控えるが、なでしこジャパンは2015年のカナダW杯まで2年あるため、佐々木監督は今回の合宿では、大黒柱である宮間あや、澤穂希らベテラン勢や海外組を呼ばず、新戦力のチェックに重点を置いた。

 佐々木監督は「なでしこジャパンに入りたいという気持ちを、この合宿で見せてもらいたい。また、次のアルガルベカップの選考も兼ねている。新たななでしこジャパンを作るスタートなので、選手達にはどんどんチャレンジしてほしい」と話し、3月にポルトガルで開催予定のアルガルベカップには、若手中心で臨むことも明言した。

 なでしこジャパンのメンバーの中で、今回の合宿で最年長となったのは27 歳の川澄だ。

「今回、自分は最年長ということもあるので、その責任はしっかりと意識しています。代表っていうのは仲良く楽しく一緒にうまくなろうという場ではないので、まずは自分のよさを出すこと。仲間を蹴落とすぐらいの気持ちでないと残れないですし、そこで残った仲間がひとつになって上を目指すというチームだと思うので、まずはふるいにかけられるところでしっかり残るために、やるべきことをやっていきたい」