【なでしこ】百花繚乱!U-20世代で東西オールスターチームを選出したら? (4ページ目)

  • スポルティーバ●構成 松原渓●文(選手紹介) text by Matsubara Kei
  • photo by Getty Images,AFLO

アゼルバイジャンで開催されたU-17女子W杯でベスト8だったリトルなでしこアゼルバイジャンで開催されたU-17女子W杯でベスト8だったリトルなでしこ■FW
増矢理花(JFAアカデミー)
1995年9月14日生まれ U-17代表
裏への飛び出しと正確なボールコントロールでチャンスを作り、ゴール前で絶対的な強さを発揮するリトルなでしこのエース。多彩なゴールの形を持っており、少ないチャンスを確実に決める。チャレンジリーグでも得点ランキング上位に食い込んだ。

京川舞(INAC神戸)
1993年12月28日生まれ なでしこジャパン候補
年代別代表で絶対的エースとしてチームを牽引してきたU-20世代のストライカー。スピードを生かしてDFラインの裏に抜ける駆け引きのうまさと、決定力の高さは折り紙付き。今年度はなでしこジャパンにも初招集され、なでしこリーグでも4節まで得点ランクトップを走っていたが、左ひざに大ケガを負い、長期離脱。12月の皇后杯で復帰した。

西川明花(FC高梁吉備国際大学Charme)
1992年4月22日生まれ U-20代表
2011年のチャレンジリーグWEST得点王。ドリブル突破と裏への飛び出し、高い決定力を備え、U-20W杯は3位決定戦で決勝ゴールを上げるなど、2ゴールの活躍で日本の銅メダル獲得に貢献した。憧れは、なでしこジャパンのFW大儀見優季。


 このメンバーのほかにも、高木ひかり(早稲田大学)、木下栞、隅田凛、中里優(日テレ・ベレーザ)、加藤千佳、坂本理保(浦和レッズレディース)、平尾知佳(JFAアカデミー)ら、U-20代表やU-17代表に選ばれた力のある選手がまだまだ多数いる。

 彼女たち全員が、なでしこジャパン入りを目指して切磋琢磨するなでしこリーグの新シーズンは3月23日に開幕、チャレンジリーグは4月6日に開幕する予定。この中から、2015年の女子W杯カナダ大会、そして2016年のリオデジャネイロ五輪で活躍する選手が出てくることに期待したい。

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