【なでしこ】百花繚乱!U-20世代で東西オールスターチームを選出したら? (3ページ目)

  • スポルティーバ●構成 松原渓●文(選手紹介) text by Matsubara Kei
  • photo by Getty Images,AFLO

U-20女子W杯で6得点を決めた田中陽子(写真右)とキャプテンを務めた藤田のぞみU-20女子W杯で6得点を決めた田中陽子(写真右)とキャプテンを務めた藤田のぞみ【WEST】
JFAアカデミーから西のクラブより選出。INAC神戸レオネッサ、岡山湯郷ベル、スペランツァFC大阪高槻、JFAアカデミーの選手が中心。
※システム:3-4-3

■GK
武仲麗依(INAC神戸)
1992年5月18日生まれ U-20代表
前線への正確なロングフィードが武器。足元の技術が高く、後方からビルドアップにも参加できる。INACでなでしこジャパンの海堀あゆみとポジションを争い、今シーズンはリーグ戦6試合に出場。

■DF
浜田遥(FW、左SB/大阪高槻)
1993年1月26日生まれ U-20代表
所属する大阪高槻ではFWで背番号10を背負い、173cmの長身とスピードを武器に、丸山桂里奈と2トップを組む。ヤングなでしこでは左SBとして出場し、積極的なオーバーラップで攻撃に参加して決定機を演出した。

三宅史織(CB/JFAアカデミー)
1995年10月13日生まれ U-17代表
正確な技術とスピードを生かしたプレイで、JFAアカデミーのチームメイトでもある平尾知佳(GK)、乗松瑠華(CB)と息の合ったコンビネーションで最終ラインを支える。皇后杯3回戦ではJFAアカデミーのキャプテンとしてアルビレックス新潟レディースを破る番狂わせの原動力となった。

乗松瑠華(CB/JFAアカデミー)
1996年1月30日生まれ U-17代表
安定感のあるプレイと積極的な攻撃参加を持ち味とし、リトルなでしこの最終ラインに欠かせない存在。2011年に行なわれたAFC U-16女子選手権の北朝鮮戦では、ロスタイムにCKをヘディングで押し込み決勝点を挙げた。憧れはヤングなでしこの田中陽子。 

■MF
成宮唯(ボランチ/JFAアカデミー)
1995年2月22日生まれ U-17代表
ボールが足に吸いつくような柔らかいタッチと切れ味鋭いドリブルを武器に、多彩なアイデアでチャンスメイクからフィニッシュまでこなすファンタジスタ。独特のリズムで相手を抜き去るドリブル突破が持ち味。リトルなでしこのキャプテンとしてチームを牽引し、AFCU-16選手権ではMVPに。来季はベガルタ仙台レディース入りが内定している。

横山久美(右MF/湯郷)
1993年8月13日生まれ U-20代表
独特のリズムでのドリブル突破、精度の高いロングシュート&ミドルシュートを持ち味とする点取り屋。外国人選手にも当たり負けしないフィジカルの強さも持ち味。2010年のU-17女子W杯では、5人抜きゴールを決め、メッシやロッベンのゴールと共に、女子で唯一FIFA年間最優秀ゴール賞にノミネートされた。

田中陽子(トップ下/INAC神戸)
1993年7月30日生まれ U-20代表
JFAアカデミーで培った正確な技術をベースに、力強いドリブルやミドルシュート、左右両足から放たれる正確なFKが武器。トップ下のほか、ボランチやサイドハーフ、サイドバックでも起用されるなど、ユーティリティー性も持ち合わせる。U-20女子W杯は大会通算6ゴールで得点ランキング2位となり、シルバーシューズ賞を受賞した。
貴重なレフティとして中盤でもSBでも出場する仲田歩夢貴重なレフティとして中盤でもSBでも出場する仲田歩夢
仲田歩夢(左MF/INAC神戸)
1993年8月15日生まれ U-20代表
パワフルなドリブルと、左足から放たれる鋭いシュートが持ち味。フィジカルコンタクトに長け、左サイドを切り裂くドリブルは相手DFを弾き飛ばすほどの威力を秘める。

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