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【プロ野球】2018年の「ドラフトキング」は誰だ? 小園海斗、藤原恭大、辰己涼介を上回る「外れ外れ1位選手」の圧倒的実績 (3ページ目)

  • 内田勝治●文 text by Katsuharu Uchida

 その後も着実に実績を積み重ね、2021年には打率.313、178安打で最多安打に輝いた。盗塁王は2019年、2020年、2022年から2025年までの計6度。2021年からは5年連続でベストナインとゴールデングラブ賞を受賞するなど、走攻守すべてにおいて欠かせない存在となった。

 2023年の日本シリーズでは、オリックスを相手に29打数14安打、打率.483と打ちまくり、シリーズMVPに輝いた。チームを38年ぶりの日本一へと導いた立役者のひとりである。

 さらに2025年6月7日には、プロ861試合目で通算1000安打に到達。球団の日本人選手では藤村富美男の864試合を抜き、史上最速記録を樹立した。

 プロ8年間で通算1034試合に出場し、打率.290、53本塁打、212盗塁。数字だけを見ても、文句のつけようがない実績を残している。

【2018年のドラフトキングは誰だ】

 下位指名の高校生野手にも「当たり」がいる。

 ロッテ4位の山口航輝(明桜高)は、今季キャリアハイとなる38本塁打を放ち、持ち前の長打力を開花させた。日本ハム4位の万波中正(横浜高)も通算103本塁打を記録するなど、長距離打者として存在感を示している。

 また、日本ハム6位の田宮裕涼(成田高)は、捕手として通算313試合に出場。高卒の下位指名から一軍戦力へと成長した選手も少なくない。

 さて、ここまで2018年ドラフトを振り返ってきたが、育成選手を含む指名選手のなかから「ドラフトキング」を選ぶなら、やはり近本光司を推したい。

 理由はふたつある。

 ひとつは、ドラフト当時の評価とプロ入り後の実績の落差だ。藤原、辰己と2度の抽選に敗れ、外れ外れ1位で指名された近本が、盗塁王6度、最多安打1度のタイトルを獲得。小園の首位打者1度、辰己の最多安打1度、投手では戸郷の最多奪三振2度、杉山の最多セーブ1度と比較しても、個人タイトルの獲得数では群を抜いている。

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