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【プロ野球】篠塚和典が危惧する、巨人の深刻な先発不足 逆にルーキーにもチャンス「ローテーションを守る選手が出てきてほしい」 (2ページ目)

  • 浜田哲男●取材・文 text by Hamada Tetsuo

――ルーキーに負担をかけてしまうのは酷でしょうか?

篠塚 それはそうですが、本人たちは「チャンスだ」と思っているんじゃないですか。プロで大事なのは、数少ないチャンスをつかめるかどうか。特に社会人や大学生であれば、体がある程度できていて、それなりに経験もあるわけですし。

 以前は、上原浩治や髙橋尚成らが1年目から戦力としてやってくれましたし、そういうピッチャーが出てきてほしいですよね。ルーキーが活躍してくれるとチームが軌道に乗っていくんです。竹丸やドラフト2位の田和廉(早稲田大)、同3位の山城京平(亜細亜大)らのなかから、ローテーションを守る選手が出てきてほしいですね。周りへの刺激にもなりますから。

【チームづくりをする上で大切なこと】

―― 一方で、リリーフ陣はいかがでしたか?

篠塚 大勢とライデル・マルティネスをはじめ、中川皓太と田中瑛斗は60試合以上、船迫大雅も57試合投げています......。先発が早いイニングで降板してしまうことが多かったので、負担も大きかったと思いますが、リリーフ陣はよく頑張ったと思いますよ。高梨雄平は今季あまりよくなかったですが、"勤続疲労(プロ1年目から8年連続40試合以上に登板)"もあったのでしょう。

――リーグ優勝した昨季はチームエラー数がリーグ最少(58個)でしたが、今季のエラー数はリーグワースト(78個)。ピッチャーの足を引っ張ってしまった印象もあります。

篠塚 そういった部分も、なかなか勝てない要因だと思います。守りきれずに接戦を落としてしまうケースが多かったですね。エラーが20個も増えれば、負け数も増えてしまいますよ。エラーした本人はもちろん、ピッチャーの心理もそうですし、チーム全体が少しダラけて雰囲気が悪くなってしまい、以降のプレーに響いてしまいます。

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