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飯田哲也は今江敏晃監督の1年での解任に「賛成しがたい」 楽天は「球団として変わらないといけない」 (3ページ目)

  • 寺崎江月●取材・文 text by Terasaki Egetsu

━━ベストナインの授賞式では、顔を金塗りにして登場し、話題になりましたね。

「辰巳の言葉は独特で、私には理解できませんね(笑)。難しいことを言っているようで、よく聞くと簡単なことを言っていたり。哲学者というか、どちらかというと今永昇太タイプかもしれません。

 辰巳以外で言うと、小郷裕哉は完全に守備でスタメンを勝ち取りました。32盗塁を記録して、打撃も思いきりがいいのが好印象です。対して、小深田大翔にはもう少し頑張ってもらわないと。小深田も守備と走塁はいいですが、打率が.229では厳しいです。もっとやれる選手だと思いますよ」

━━来季は、二軍の指揮を執っていた三木肇監督がチームを率います。戦力補強がどれだけできるかにもよりますが、采配などにも注目が集まりますね。

「戦力としては、やはり外国人選手が結果を残せないときついですね。それは、他球団も同様ですが。今の選手たちも、状況が変わって大変だとは思いますが、しっかりとオフに準備をして新しいシーズンを迎えてほしいです」

【プロフィール】

飯田哲也(いいだ・てつや)

1968年5月18日、東京都生まれ。拓大紅陵高3年時に春夏連続して甲子園に出場し、86年ドラフト4位でヤクルトに入団。捕手として入団するも、野村克也監督に俊足、強肩を買われ外野手に転向。91年から97年まで7年連続ゴールデングラブ賞を獲得し、ヤクルト黄金時代の名手としてチームを支えた。05年に楽天に移籍し、翌年現役を引退。引退後はヤクルト、ソフトバンクでコーチを務め、20年より解説者として活躍。

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