2021.03.25

解説者5人のセ・リーグ順位予想。ルーキー佐藤輝明の加入で戦力UPの阪神は何位?

  • 長谷川晶一、スポルティーバ●文 text by Hasegawa Shoichi,Sportiva
  • photo by Koike Yoshihiro

◎内竜也氏

1位 巨人
2位 阪神
3位 広島
4位 DeNA
5位 中日
6位 ヤクルト

 今年も巨人が頭ひとつ抜けている印象です。厚みのある戦力もさることながら、原辰徳監督を筆頭に選手それぞれが勝負どころを熟知していて、勝ち方を知っている。田口麗斗が抜けたのは痛いですが、これといった大きな穴が見当たりません。巨人中心の展開になるのは間違いないでしょうね。

 2位は投手力で阪神にしました。開幕投手を務める藤浪晋太郎がどこまでできるのか、期待も不安もあると思いますが、1年間ローテーションに入って計算できるようになると、優勝の可能性も出てくると思います。

 それに今シーズンは9回で打ち切りとなるため、リリーフが強いチームが有利になるのではないかと思っています。阪神のリリーフ陣はリーグ屈指の強力布陣なので、どのようなゲームプランを立てていくのか楽しみですね。

 3位以降は、正直どこが来ても不思議ではありません。広島は鈴木誠也の前にいかにランナーをためられるか。田中広輔、菊池涼介の出来というのがカギを握るのではないかと思います。

 DeNAは外国人選手10人がいまだ来日できていません。投打ともチームに欠かせない選手がいますので、その影響は計り知れません。昨年、首位打者を獲得した佐野恵太など、選手個々の力はあるので、苦しい状況のなかでどこまで耐えることができるのか注目ですね。

 昨シーズンAクラスの中日は、根尾昂や石川昂弥をはじめ、将来的にチームの中心を担う選手たちの起用法次第だと思います。育成に力を入れるのではあれば、多少は成績を度外視しないといけないでしょうし、勝利を最優先するのであれば戦い方も違ってくる。

 逆にヤクルトは、ベテラン頼みのところがあって、1年をフルに戦えるのかどうかという不安があります。なので、主力を脅かすような若手が出てきてほしいところですね。