可愛すぎる野球女子と話題の坪井ミサト。球速へのこだわりは本物だ (3ページ目)

  • 田中亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

――ワールドシリーズはすべての試合を見たんですか?

「レッドソックスに2連敗を喫したドジャースが、ホームに戻ってきた第3戦からです。その試合は延長18回までもつれた試合になったので、(座っていて)お尻が痛くなりました(笑)。でも、試合開始前のセレモニーやファンの盛り上がりなど、メジャーリーグのスケールの大きさを存分に味わうことができました。

 あと、球場に女性のファンが多かったのも印象的でしたね。ドジャースタジアムのなかにはキッズスペースもあったので、家族連れでもたくさん観戦に来ていました。日本のプロ野球の球場もさまざまな施設ができていますし、野球に馴染みのない方が知らない部分もあると思うので、その魅力を伝えていきたいです。昨年に続いてメジャーリーグの取材にも行くので、いろんな情報を発信したいと思っています」

――3月末からはプロ野球が開幕しますが、注目している選手はいますか?

「ともにトリプルスリー達成者である、ヤクルトの山田哲人選手とソフトバンクの柳田悠岐選手ですね。走攻守だけでなくパワーも兼ね備えたおふたりのプレーには驚かされるばかりなので、今シーズンも活躍を楽しみにしています。今は一芸に秀でているだけでは活躍が難しい時代になっていますから、他の選手たちがどんな進化を遂げているのかにも注目したいです。私はスコアブックをつけることもできるので、そこから自分なりの分析もしてみようと思います」

――今年も始球式で投球する機会があると思うのですが、目標はありますか?

「昨年は、海外の試合なども含めて5回ほど始球式をやらせていただいたんですが、最速は98kmでした。始球式は1球勝負で力みますし、マウンド上での鳥肌が立つような緊張感は未だに慣れません。それでも今年は、練習では110kmを目指して、始球式では緊張に打ち勝って100kmを超えるボールが投げられるように頑張ります!」
■坪井ミサト
1996年 10月 30日生まれ。奈良県出身。「スタードラフト会議2015 in KANSAI」でグランプリを獲得し、雑誌、ショーでのモデルとして活躍。中学までの9年間の野球経験を生かしてスポーツ系の番組に多数出演し、近年では女優としても活躍の場を広げている。

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